ヒトリゴト

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Windows10のアップグレードで嵌まった話

2016年7月30日

かなり特殊な環境だったので参考になるかどうか。

環境は以下の通り

  • MacOS X 10.9.5
  • VMware Fusion5
  • MacBookAir/Mem2GB/SSD128GB
  • 光学ドライブが内蔵されていないため、USB接続DVDドライブを用意

用意されたOSはWindowsVista 32ビット版とWindows7 32ビット版(アップグレード)とISOディスクイメージから書き込んだWindows10 32ビット版。

とりあえずセットアップされたWindows7(WindowsVistaからのアップグレード版)を確認し、7サービスパック1(以降SP1)を導入しないと10へのアップグレードができないため、Windowsアップグレードをかけ重要なアップグレード一覧からSP1を導入する。

再起動後、インターネットエクスプローラにてWindows10のアップグレード画面を検索したが、混雑しているのか「表示完了しました」メッセージ表示後も画面は真っ白な状態になる。

仕方ないのでWindows10ディスクをDVDドライブから起動。
DVDからは問題なく起動し、セットアップに行く段階でドライブがない症状となる(仮想ドライブを認識していない)。

DVDメディアの問題かと思い、ChromeをインストールしWindows10のアップデート画面を表示させ、アップデートをかけるがやはり途中でドライブを認識していない状態になる。

色々調べた結果、仮想環境でアップデートをかける際にドライブの属性をSATAかIDEにしなければ認識しないことが分かった。

Fusion5はかなり古いバージョンのため、設定がSCSIとIDEしかないのでIDEに設定を変更するしかなかった。ただし、既に設置してあるドライブの設定を変えることは普通にはできないため、次のブログを見て変更した。
【PC&Gadget】VMwareの仮想ディスクの形式をSCSIからIDEに変更する。(WindowsXPからWindows8へのアップグレード対策)
http://privater.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/pcgadgetvmwares.html

たしか「lsilogic」になっているのを「ide」に変更した。

この状態でFusionを再起動し、ドライブのタイプがIDEになっていることを確認した後にアップデートを実行すると問題なくWindows10になった。